ガザの人々を殺すな!実行委員会 公式ブログ (Committee for Stop Killing in GAZA)

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【緊急拡散】イスラエル大使館周辺での不当な規制に関する麹町警察署への要請行動

 7月にイスラエルによるガザ攻撃が開始されて以来、駐日イスラエル大使館周辺では、これに反対する市民が抗議の声を上げ続けました。しかし、警視庁麹町警察署は、こうした市民の抗議行動を不当に規制し、7月11日夜の抗議行動の際には強制的に排除された市民数名が警察官の暴力によって負傷するという事態も起き、また、翌日以降はイスラエル大使館前に近づくことも妨害され、多くの市民が日テレ前の交差点付近での抗議行動を余儀なくされました。
 ガザの人々を殺すな!実行委員会では、麹町署に対して10月7日期限で、こうした規制の法的根拠を明確にするように求める質問状を送付しましたが、これに対する回答を得ることは出来ませんでした。このため、当実行委員会は急遽、麹町署を訪問し再度質問に対する回答を求める要請行動を行うことになりました。
 たいへん急なことではありますが、時間の取れる方は是非この要請行動に参加して下さいますようお願い申し上げます。


イスラエル大使館周辺での不当な規制に関する麹町警察署への要請行動★

集合:10月23日(木)13時45分 東京メトロ半蔵門線半蔵門駅3b出口(新宿通り沿い、ベルサール半蔵門というビルの一階です)

※要請行動には弁護士が同行します。

当日の問い合わせ:090-6185-4407(杉原)



当日提出する「要請書」は以下の通りです。


警視庁麹町警察署長 亀井徹夫 殿

                要請書

7月初めから始まったイスラエル国防軍によるパレスチナガザ地区への攻撃では2,158名(9月1日現在)が犠牲になり、「停戦」が発効した今も多くの人々が人間としての尊厳を奪われたままの生活を余儀なくされています。
 このようなイスラエルによるガザの人々による一方的な武力攻撃・殺戮に対しては、世界中の心ある市民が非難の声を上げ、多くの都市で大規模なデモや抗議行動が呼びかけられてきました。日本でも、東京をはじめいくつかの街でイスラエルを非難しガザの人々に連帯するデモや様々なアクションが行われました。
 しかし、この間、東京の駐日イスラエル大使館に対して行われた抗議行動においては、警視庁麹町署による法的根拠の不明確な規制や参加者の強制排除によって、私たち市民の抗議の声は不当に抑えられています。特に、7月11日に個人有志の呼びかけで行われた抗議行動では、参加者がイスラエル大使館前の歩道から暴力的に排除され、その際、参加者数名が警察官の暴力により負傷、持ち物である傘やハンドマイクが破損させられました。また、翌7月12日以降の抗議活動では、参加者が少人数で分断された形でしかイスラエル大使館に近づくことが出来ず、多くの参加者はイスラエル大使館から離れた日テレ麹町ビル周辺歩道でしか抗議行動が出来なくなっています。このような不当な規制は、イスラエルによる「戦争犯罪」を糾弾し抗議の声を上げようとする市民への威嚇であり、その表現の自由に対する重大な侵害であると言わざるをえません。
 私たちは、警視庁麹町警察署長・同警備課長に対し、再度以下の質問への回答を求めます。また、質問に対して明確な法的根拠を示せない場合、今後は駐日イスラエル大使館周辺での抗議行動に対する不当な規制を行わないよう、強く求めます。

質問一 駐日イスラエル大使館向かい側歩道での抗議活動を規制する法的根拠を示して下さい。また、従来自由に行えたこの場所での抗議行動が今回は何故出来ないのか説明して下さい。
質問二 上記の規制は駐日イスラエル大使館からの要請によるものであるか、警視庁麹町署独自の判断によるものなのか、お答え下さい。

以上


2014年10月23日
                         ガザの人々を殺すな!実行委員会