緊急学習会「「贅沢な戦争」2014―ガザ攻撃と「長期停戦」の意図」を開催しました
9月19日(金)、文京区民センターにて、ジャーナリストの小田切拓さんを講師に迎え、緊急学習会〈「贅沢な戦争」2014―ガザ攻撃と「長期停戦」の意図〉を開催しました。
小田切さんは、長年のパレスチナ取材で蓄えた情報を緻密に分析しながら、今回のイスラエルによるガザ攻撃とその後の「長期停戦」の意図を解説しつつ、イスラエルとファタハ共に見られる「ハマスの責任」を強調する言説が、ガザ攻撃の本質を隠蔽していることを批判。また、国連やNGOなどによる人道支援が、結果としてイスラエルによるガザ占領を固定化してしまう問題などについても持論を展開され、参加者との間で活発な議論が展開されました。
平日夜ということもあり、参加者は少なめでしたが、ご来場されたみなさまにはあらためてお礼申し上げます。
【参考】小田切拓さんによる最新の論考「誰が、得をするのか? 「ガザ戦争」、長期化の理由」は雑誌『世界』2014年10月号に掲載されています。