ガザの人々を殺すな!実行委員会 公式ブログ (Committee for Stop Killing in GAZA)

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【報告】警視庁麹町署に対してイスラエル大使館周辺での不当な規制に関する質問状を送付しました

ガザの人々を殺すな!実行委員会は、今回のガザ攻撃後にイスラエル大使館周辺で警察が不当な警備を行い、大使館への抗議参加者の表現の自由を侵害していることに抗議するため、10月1日付で以下の質問状を警視庁麹町警察署長宛に送付しました。質問に対して誠意ある回答が得られない場合、麹町警察署に対する直接の要請行動を予定しています。



警視庁麹町警察署長 亀井徹夫 殿

                質問状

7月初めから始まったイスラエル国防軍によるパレスチナガザ地区への攻撃では2,158名(9月1日現在)が犠牲になり、「停戦」が発効した今も多くの人々が人間としての尊厳を奪われたままの生活を余儀なくされています。
 このようなイスラエルによるガザの人々による一方的な武力攻撃・殺戮に対しては、世界中の心ある市民が非難の声を上げ、多くの都市で大規模なデモや抗議行動が呼びかけられてきました。日本でも、東京をはじめいくつかの街でイスラエルを非難しガザの人々に連帯するデモや様々なアクションが行われました。
 しかし、この間、東京の駐日イスラエル大使館に対して行われた抗議行動においては、警視庁麹町署による法的根拠の不明確な規制や参加者の強制排除によって、私たち市民の抗議の声は不当に抑えられています。特に、7月11日に個人有志の呼びかけで行われた抗議行動では、参加者がイスラエル大使館前の歩道から暴力的に排除され、その際、参加者数名が警察官の暴力により負傷、持ち物である傘やハンドマイクが破損させられました。また、翌7月12日以降の抗議活動では、参加者が少人数で分断された形でしかイスラエル大使館に近づくことが出来ず、多くの参加者はイスラエル大使館から離れた日テレ麹町ビル周辺歩道でしか抗議行動が出来なくなっています。このような不当な規制は、イスラエルによる「戦争犯罪」を糾弾し抗議の声を上げようとする市民への威嚇であり、その表現の自由に対する重大な侵害であると言わざるをえません。
 私たちは、警視庁麹町警察署長・同警備課長に対し強く抗議するとともに、その是正と
2014年10月7日を期限とした以下の公開の質問への回答を求めます。

質問一 駐日イスラエル大使館向かい側歩道での抗議活動を規制する法的根拠を示して下さい。また、従来自由に行えたこの場所での抗議行動が今回は何故出来ないのか説明して下さい。

質問二 上記の規制は駐日イスラエル大使館からの要請によるものであるか、警視庁麹町署独自の判断によるものなのか、お答え下さい。

以上


2014年10月1日 ガザの人々を殺すな!実行委員会